【Study】営業CF/財務CF/投資CFの考え方 - 月下美人のニュースと株投資

twitterより転載

①営業CF

①営業CFがプラス
この状況は非常に良い状況です。営業CFはもっともごかましにくいお金の動きを示すので、この数字がきちんとプラスになっておけば本業でしっかりと利益が出ていると解釈できます。

逆にこの値が-な状態ですと、今後についてはかなり不安になってきます。

②財務CF
②財務CFがプラス

これは借金をしたか、新しく株式などを発行して、資金調達をしたということを示します。

そのような場合に注意すべきは【その資金を何に使ったのか？】ということです

以前テスラが増資をしたということが騒がれてました。通常、借金や増資をは株価の下落を呼ぶことが多いです。
借金は自己資本比率が悪くなりますし、増資は単純に株式数が増えるので１株当たりの価値が減ります。

ただ、テスラのように今後のさらなる成長のため！というスタンスならば財務CFが+になるような動きをしても大丈夫です。必ず『何に使うためにお金を調達したの？』という視点を持ちましょう

③投資CF

投資CFについては+の時も-の時も大きな動きがあった際は注意してあげましょう。

これはNVIDIAという企業のCFを時系列的に並べたものです

ここで注目すべき点は21Q2の投資CFの大きなマイナスです。

これはArmという半導体設計会社をソフトバンクから買収した時の話です
このように投資CFがマイナスになるというのは、今後の成長のための企業買収や設備投資にお金を使っていることが多いです。

そのため、この投資CFは基本的にはマイナスであることが望ましいです。

実際に成長してくためには投資を継続的に行う必要があるので、投資CFは基本的にはマイナス状態です

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大きな動きがあった場合は『何か買収した？（ニュース検索）何か設備投資した？（BSの固定資産が増えてたら、そう）』という視点を持ってあげましょう

また、投資CFがプラスになってい？と
事業売却などでこれまで投資に使っていたものを売ったという風に考えることができます。

もちろん、資金繰りが厳しくて売った場合はネガティブですが、

インテルの事業売却のように、不採算部門を切り捨てて経営効率が良い部門に集中していく！というスタンスの際は株価が上がる。つまり評価されることもあります。

こういう周辺情報も含めて考えてあげたいですね！

まとめると
①営業CFが出ていない会社に投資はしない
②財務CFはプラスにしろマイナスにしろ大きな変化があれば、何に金を使ったのかを見る
③投資CFは基本的にずっとマイナスが望ましい。プラスになったら何を売ったか見に行く。

特に営業CFはプラスじゃないとダメかなと思ってます。